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【体験談】大学2年の時に買った暗号資産が5倍になった話

執筆日2025/1/16

近頃よく「ビットコインが1500万円を超えた!」「ビットコインバブルがもうすぐ来る!」といった話をXやメディアで聞くようになりました。

そこで今回は暗号資産について私の体験談を交えながら私の取引のルールをお伝えしようと思います。

今のタイミングで興味を持って、購入しようと考える人は多いと思われます。
しかし、暗号資産は1円から購入できるという手軽さがあるものの、昔から大きく値動きするためリスクも高いと言われています。

そこで、3年半暗号通貨を取引してきた経験をこのタイミングでお話しすれば、役に立てるのではないかと考え、記事を書いた次第です。

私は19歳で成人した2022の4月に初めて暗号通貨SOLANAを購入し、そのほかの通貨を購入しながら信用取引・現物買い・ステーキングを行ってきました。

現在所持している暗号通貨の価値は2025/1/19現在で4600ドル

以下がそのスクリーンショットになります。

Bybitに入金している金額
worldコインとして配布された金額
binanceに入金している金額

現在は15万円ほどで購入した通貨が、この2年半持ち続けた暗号資産が合わせて約66万円まで上がったので、このタイミングで成功した事と失敗した事をまとめて体験談にしてみました。
大事な内容は太字にしているので、覚えるつもりで読んでもらえると幸いです。

またくれぐれも購入は自己責任でよく下調べしてください。
取引については自分の精神的に受け止められる、経済的に許せる範囲での失敗に留めながら経験を積むようにしてください。
この記事は暗号通貨の購入を進める意図は一切ありません。
「お金を今すぐ儲けたい」「稼ぐ方法が知りたい」という方はほかの方の記事を読まれる事をお勧めします。
今の私なら2024年のこのタイミングで大金を出して暗号資産を買うような真似はしません。

目次

目次

  1. 購入したきっかけ〜現在
  2. 失敗した事
  3. 成功した事
  4. サプライズ
  5. 私の売却するタイミング
  6. 今取引する際に絶対に守っている事

1.購入したきっかけ〜現在

◯2017年:最初のきっかけの話

もともと暗号通貨/仮想通貨に興味を持ったのは2017年の夏。
中学生だった私の同級生がビットコインを購入しており、それが凄い勢いで値上がりしていたと言う話を教えてくれました。どうやら彼の父が株のトレーディングを趣味としていたようで、そこがきっかけで購入したようです。
2017年の4月に日本で世界初の暗号通貨に対する法律が出来たのですが、それまでは日本でも未成年でも購入することが可能だったのです。

当時の私は、年の瀬に連れて暗号通貨(当時は仮想通貨と呼ばれてました)が毎日値上がりし、テレビで「暗号通貨のお金があるので、仕事を辞めた」「毎日不労所得が手に入る」と言ったマルチ商法じみた内容のニュースが連日流れていたので、「怖わっ」と思っていたのをよく覚えています。

ビットコイン1万ドルに迫る 分裂バブルで投機マネー – 日本経済新聞代表的な仮想通貨であるビットコインの価格が急上昇している。ドル建ての価格は27日に一時9700ドル台に乗せ1万ドルの大台にwww.nikkei.com

ビットコインの価格高騰はバブルか | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の「 ビットコインの価格高騰はバブルか 」のページです。当社のサwww.murc.jp

そして年明けに友達が「自分の持っているコインが100万円以上の価値になった」「そろそろ値上がりが落ち着きそうだから売った」と教えてくれました。それはコインチェック事件によって数100億円の暗号通貨の流失とビットコイン価格の暴落が起きる数日前でした。

お金にならないと感じ始める人が増えるとニュースであまり「仮想通貨」というワードを聞かなくなり、自分の中では「業界単位のバブルならたまに起きてるんだろうな」くらいの認識に落ち着いていきました。

◯2021年:また話題になった話

次に注目を向けたのは2021年の春です。
当時、ビットコインの価格が2018年1月の最高値を更新しており、また人とお金が集まり出している時でした。「すぐにでも買って自分をお金欲しい!」と思いましたが、当時は18歳でも未成年扱いだったので購入することができず(一部の海外の取引所なら買えますが)、暗号通貨/仮想通貨の歴史となんとなくどんな仕組みかを勉強していました。そして11月に7万ドル弱を記録した後にまた価格が下がり始めました。またTwitterでは破産の報告と価値暴落のツイートが溢れ始め、そのまままたお金にならないと感じる人が増えていきました。

米テスラがビットコイン15億ドル購入 価格は最高値に - 日本経済新聞【ニューヨーク=後藤達也】米電気自動車のテスラが暗号資産(仮想通貨)のビットコインを15億ドル(約1600億円)分購入したwww.nikkei.com
世界初、ビットコインを法定通貨に エルサルバドルの「壮大な実験」 | 毎日新聞 中米エルサルバドルで7日、代表的な仮想通貨(暗号資産)のビットコインが世界で初めて法定通貨に採用される。送金手数料が安いmainichi.jp

しかし、この時の私の考えと社会の反応前回から変わっていました。

私はこの暴落に乗じて信用取引で売り注文を出せば、下がれば下がるほどに利益が出る状態になることがわかっていました。
次に暴落する通貨が出てくるまでに次に注文を出すタイミングと注文を確定する(利確する)タイミングを見極められれば、少額のお金を大きく増やせるだろうと考えていました。

またNFTの取引で使われるイーサリアム/ETHの価格も例に漏れず暴落していましたが、ネット上では当時から「どうやらNFTが最近流行しているらしい」と話題に上がっており、2022年のNFTバブルを匂わせる兆候がありました。

まだその時点で暗号通貨取引所に口座すら開設していませんでしたが、4月になったらすぐに取引できるように書類や本人確認書類などの準備だけはしていました。

◯2022年:信用取引と新しいジャンルのアプリの話

4月になり最初に手を出したのは信用取引でした。
「1ヶ月単位の短期間で大きな利益を出したい」と身の程知らずな夢を持って暗号通貨の取引を始めました。

しかし、結果は散々で一週間で5万円ほど溶かしました。
本を読んでも戦略を考えても、結局のところ目先のお金に目が眩んで、皮算用をしていったらすぐに無くなりました。

その後またお金を入金して、「move to earn」という種類のアプリで収入を得るようになりました。
NFTを使って暗号通貨を報酬として得るアプリで、2022年頃から流行しましたが、システムとして成熟する前にNFTブームが衰えて通貨の売り注文が殺到し、損失を出す人が多く発生しました。

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【sleep to earn】話題の「Sleep Future」を暗号資産の視点から徹底解説【寝て稼ぐ】これからは寝て稼ぐ時代です。この記事では眠っている間に稼げる「Sleep-to-Earn」の考え方を基にした新プロジェクトnf-times.com


私もこれに30万円ほど入金し、多額の報酬が得られましたが、結局暴落し報酬と合わせて2万円ほどになってしまいました。

この経験で「話題になったものには手を出さない、手を出すには遅すぎる」というルールを作りました。

後ほどに成功した事にこの経験が大きくいきました。

その後秋ごろに当時世界第3位の暗号通貨取引所だった「FTX」の破綻により創業者サム・バンクマンフリードがよく話題に出していた、またmove to earnで話題になっていた、SOLANAという暗号通貨が煽りを受けて1SOLANA=7ドルまで暴落しました。(春の時点では1SOLANA=180ドル)
この暴落に乗じて信用取引で大きなレバレッジをかけて、3時間で10ドルを500ドルに増やすことができました。しかし、その後10ドルあたりで相場が上下し、30分の取引で500ドルがなくなってしまいました。

「FTX」経営破綻 理由は?影響は?FTX Japanの今後は?詳しく解説|サクサク経済Q&A|NHK【NHK】経営破綻した暗号資産の交換業大手「FTXトレーディングス」。今後どうなるのか?顧客に返金できるのか?詳しく解説しwww3.nhk.or.jp

ここから先述の「注文の出すタイミングと利益確定するタイミングの見極めの大切さ」「相場はコントロールできない、ちょっとでも迷ったらお金を引き揚げる」というルールを新たに設けました。

この時に20SOLANAを持っていましたが売ってしまい、6SOLANAまで持ち通貨を減らしてしまいました。今1SOLANA=286ドルなので、「持ち続けていればな」という後悔もありますが、完全に売り切らず「「もしかしたら上がるかもしれない、ダメで元々なんだから少しだけ持ち続けよう」と思った自分は運がいいなぁ」とも思っています。

さて、ここまでは損失の話ばかりしてきました。
しかし疑問に思った方もいらっしゃると思います。
なぜ今私は4600ドルまで増やせているのか。
その理由をここからお話しします。

◯2022年:現物保有した話

私が4倍以上に暗号通貨で増やした運用方法は「現物保有」と「ステーキング」のみです。

2022年はいろんな種類の取引を行い、お金を出しては損をした私ですが、当時一つの仮説を持っていました。

「4年ごとにビットコインの最高値は更新される」

この帰納的でチャートを基準とした考え方は「テクニカル的分析」と言われます。本当は決算や指標で判断していく「ファンダメンタル的分析」もしっかり行った方が良いのですが、当時私はそこまでの知識を持ち合わせていませんでした。

ビットコインとは全暗号通貨の中で最も有名で、最初に生み出された通貨で、最も時価総額が高い通貨になります。
株でいう日経平均やダウ平均株価などの指標のような扱いを暗号通貨の業界でビットコインの価格は受けています。これが業界の取引量や他の通貨の価格へ大きな影響を及ぼすのです。
2017年と2021年に最高値を更新している事は先述の通りですが、実は2013年もビットコイン価格が60倍になり、最高値を更新したことがありました。
このバブルはマウントゴックス事件という暗号資産流出事件によって一転暴落を引き起こしましたが、2009年にビットコイン価格が発表されてから今までまだ一度もこの仮説は崩れておらず、帰納的に成立するのではないかと2022年の私は考えていました。

マウントゴックス事件の全貌と暗号資産(仮想通貨)の安全性を見極める3つのポイント | Coincheck「マウントゴックスってどんな事件だったの?」「マウントゴックス事件の全貌が知りたい」このような疑問を解決できる記事です。マcoincheck.com
コインチェックの仮想通貨不正流出、過去最大580億円 - 日本経済新聞仮想通貨取引所大手のコインチェック(東京・渋谷)は26日、利用者から預かっている約580億円分の仮想通貨が外部からの不正アwww.nikkei.com
FTX破綻後、ビットコインに待つ意外な未来 エミン・ユルマズの未来観測 - 日本経済新聞ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の価格が暴落中です。2022年11月に起きた、交換業者(取引所)大手のFTXトレーディwww.nikkei.com

そこで暴落していたSOLANA以外にもリップル/XRP、イーサリアム/ETH、カルダノ/ADA、ポルカドット/DOT、BNBを購入し、ステーキングという暗号通貨を発行元に預けて金利を受け取り続ける、ステーキングができない場合はそのまま現物買いをして持ち続け、最高値を更新するであろう2025年を待つことにしました。

一応
・合計で1000ドル以下になった際は売却する
というルールは追加で決めていますが、
そこからはずっと暗号通貨を売らずに持っています。
そしてビットコイン価格が1/17に10万ドルを突破し、保有通貨の合計額が67万円になりました。
この1番地味な「時間をかける」方法で私は増やしました。

2.失敗した事

以上の経験から総括すると2022年の大損失にてミスしたポイントは
・お金を出すタイミングが正しく判断できなかった
・お金を引き上げるポイントが正しく判断できなかった
・先の相場の動きを決めつけて取引注文とポンジスキームまがいの新アプリ/プロジェクトの参加を決めた

この3つにつきます。
ここから学べたのは、
・相場は努力しても自分の思い通りに動かない(仕手戦を仕掛けられる人は別)
・お金を出すタイミングと引き揚げるタイミングを判断するために知識を集める
・大きな取引を1回するのではなく、小さくても確実に利益を重ねていく
・理解できる取引を繰り返して、徐々に運用資金を増やす

当たり前じゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが、お金が絡むと急にできなくなる人はかなりの数でいらっしゃるのではないでしょうか?

3.成功した事

2025/1/19時点で大きく利益が出ている理由は

・お金を出すタイミングを理解していた
・お金を引き上げるタイミングを決められている
・相場の動きを決めつけるのではなく、あくまで予想に留めている
・損切りのタイミングを決めている

だと考えています。
要は「最初から目的を達成できるようなルールを決めて、それが守れるだけの余裕を持って購入した」ということです。
今は日によっては500ドル以上価値が落ちてしまうことがありますが、何も気にせず日々を過ごしています。

4.サプライズ

2022年時点で考慮していなかったものの今時点での結果にプラスに働いていた要素がありました。
それが「円安」です。
ビットコイン価格が各暗号資産価格の一つの指標になりつつある事は先述のとおりですが、この価格は世界的にはドル基準で判断されています。
そのため最高値を更新したかどうかの基準は全てドルで判断されており、4年に一回の更新も全てドル基準で話されているのです。
そのため私も”ドル単位”での保有資産の上昇を目指して購入しました。

2022年では1ドル=120円でしたが、今年は1ドル=150〜160円を推移する状況が続いています。
ここまでの円安は生まれて初めてだったので、全く予想していませんでした。
これらによって日本円で1.2〜1.5倍の価値の上昇が起こっており、現在も大きく保有資産に影響を及ぼしています。

5.私の売却するタイミング

売却のタイミングは2025年の9月から2026年の1月あたりを目処に考えています。
ここらが私は最高値を更新するのではないかと予想しています。
この予想時期の幅を狭めるために現在ファンダメンタル的分析を少しずつ学んでいる最中です。

6.今取引する際に絶対に守っている事

以上の経験から
・お金を出すタイミングと引き上げるタイミングがわかるほど知識をつけてから購入する
・お金を出すタイミングと引き上げるタイミングがわからないものを購入しない
・あらかじめ失敗した際の損切りのタイミングを決める
・個人で努力しても相場は動かないので、自分の思い込みが先行していないか常に注意する
・大きな取引を1回するのではなく、小さくても確実に利益を重ねていく
・理解できる取引を繰り返して、徐々に運用資金を増やす
を自分のルールにして取引をするようにしています。

また暗号通貨の信用取引は今後しない方針ですが、暴落が始まったタイミングで一度しようと考えています。

それまではお金が少し余れば、また買い増す形を取っていくつもりです。
私はいつも日本の暗号通貨取引所に入金しそこから海外の取引所へ移しています。(海外の方が金利が高い)

今後取引所について解説した記事を書きますので是非とも読んでみてください。

いかがでしたでしょうか?
皆様の試してみるかどうか、買い増してみるかどうかを考える際にふと思い出していただければ幸いです。
くれぐれも上述の通り、

購入は自己責任でよく下調べしてください。
取引については自分の精神的に受け止められる、経済的に許せる範囲での失敗に留めながら経験を積むようにしてください。

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※この記事は暗号通貨の購入を進める意図は一切ありません。
「お金を今すぐ儲けたい」「稼ぐ方法が知りたい」という方はほかの方の記事を読まれる事をお勧めします。


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